× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
<お知らせ:本日はラブラブモードです>
人というのはすごいもので、こんだけ緊張というか気を張った状態で酒を飲むと全くといって良いほど酔いが回りません。 「あひゃひゃひゃひゃ~♪」 こうなってしまってはみぃみちゃんに電話することもできずに、 「は~や~く~れ~ん~ら~く~し~て~♪」 トルルルルル。 『もしもし?』 『今お風呂上りなんで・・♪』
「おまたせしましたぁ♪」
「電話きたから迎えにきたのっ!」 「だってお母さんじゃないもんっ!」 「それは・・・」 「誰誰ぇ~?♪」 「かえんないっ!」 「だって~。このあとカラオケいくもん♪」 「だから~。みぃみは彼送ってってあげて♪」 「え・・・。別にいいけど・・・。お母さんは?」 「んじゃぁ。俺だけ帰っちゃうよ?ひでみちゃん。」 「あ。みぃみのことね。」 「優しくしてあげてね♪」
車に乗り込む俺とみぃみちゃん。 「それじゃお母さんお願いします。」
家に向かう車の中。 「お母さん・・・大変だったでしょ・・・?」 「ん。大丈夫だよ。酔っ払い、慣れてるしね。」 「そういえば」 「お母さん。キスしませんでした・・・?」 「うん・・・。まぁね。」 性格上、適当なことを言って笑わせるということに長けていたので、 『本当ですかぁ♪」
しばらくしてみぃみちゃんの家につきました。 「送ってくれてありがとう。」 「みぃみちゃん。」 「俺ね。前にみぃみちゃんがいってくれたことうれしかったんだよ?」 「そう。"結婚してなきゃ出会わなかったんだ"って言葉」 「確かにそのとおりだよね。今までの何か一つでもかけてたりしたら、出会ってないかもしれない、。」 「結婚してなかったら、俺はみぃみちゃんに出会うことはなかったと思う」 「だから、結婚してよかったって初めて思えた。」 「俺は君を傷つけたくないから。その気持ちは分かってくれる?」 「でもね。それを分かってるのなら、俺は君にしてあげれることいっぱいあると思う。」 「それが君にとって、いつかは辛く感じることがあるだろうし、やめたくなることもあると思う。」 「それでもいいっていえる?」 「あ・・・。」 「でも、ずっと一緒にってのはできない。」 「だけど。こんなんだけど、俺のできる限りだけどさ。」 「幸せにしたいって思ってもいいかな・・・?」 「ずっとこうしたかったんだよぉ・・」 その言葉を最後に二人は会話ができなくなりました。 それも何度も。何度も。 夏が終わりを告げ、気持ちよさを通り越し、肌寒さを感じれるほど乾いた風が俺たちの横を通り過ぎていきました。 PR |
![]() |
![]() |
|
![]() |
トラックバックURL
|
![]() |
忍者ブログ [PR] |