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【2018/02/18 17:44 】 |
~移り行くものと変わらぬ気持ち~ 第12話

久しぶりの仲間との飲み会はとても楽しいものでした。
酒を飲んだこともあったので、その日はゆうやの家に泊まり、翌日家に帰りました。

「ただいま~」

しーーん

誰もいないのかな?


奥の部屋からなにか作業をしている音が聞こえます。
その音のするほうへといってみると、妻が内職をしておりました。
少しでも子供のためにお金を貯めたいということで、お義父さんの会社の内職を妊娠中から行っていたのです。

「なんだ。いるんじゃん。」

しーーーん

は?しかと?


「聞いてんの?」
「聞いてない。」
いや。聞いてるじゃん。

「なんか怒ってんの?」
自分で考えても怒られる理由がわかりませんでした。

「いいね。外出歩けて。」
え?今更それいうの?

「ちゃんとお前に聞いたじゃん。」

「友達と遊ぶの久々なんだから楽しんできなっていってたじゃん。」
「この内職だった誰のためだと思ってんの?」
俺がいったことは一切無視です。

「子供のためじゃないの?!」
「何がいいてぇんだよ?」

「こっちが子供のために仕事してんのに、何も考えずに遊びにいけていいねってこと!」
「じゃもう出歩かねーよ!!」
今までいろいろと我慢してきたことが爆発しました。
俺が朝から大学いって、夜遅くまでバイトしていることもあり、夫婦の会話なるものもほとんどなかった俺達でしたので、こんな喧嘩は当たり前になりつつあったのです。

なんなんだ。こいつは・・・

大学の授業があったため、着替えてすぐに家をでました。


授業が終わり、バイトに行きました。
「はじめまして~♪」
「ん?」

「今日からバイトでお世話になります♪」
「あ。よろしく~。」

パチンコ屋が大々的に改装を行っていまして、それにあわせてバイトを3人ほど追加したのです。
俺に一番最初に挨拶してくれた子が、まみちゃんです。

まみちゃんは前もパチンコ屋でバイトをしていたということ、ギャルあがりということもあり、かなり活発な子でした。
その分仕事を覚えるの早かったのです。
俺はバイトの中では一番に仕事ができたほうでしたので、バイトリーダー的な立場にありましたので、彼女の教育係のような形になっておりました。

まみちゃんはいつもラストまでやっていて、カウンター業務の女の子が今月中にバイトをやめるということもあり、毎日遅くまで〆作業を教わっておりました。

彼女は俺の3個下でまだ18歳ということもあり、いつも誰かが送っていくことになっていたのです。

まみちゃんの家と俺の家は反対方向だったのですが、
「お前、教育担当なんだから送っていけよ」
サブリーダーのこの一言で俺に決定。
職権乱用とは、まさにこのことしょう。

「遅くなってごめんね」
敬語の「け」の字も彼女は使いませんでした。
それがなぜだか、心地よかったのです。

「ん。大丈夫。腹へった?」
「うん♪」

「飯でも食いにいくか。」
こんな感じでバイト上がりに2人で飯を食いにいくことが多くなりました。

俺と彼女はどちらが求めるわけでもなく、二人で過ごす時間が徐々に増えていったのです。



 

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【2009/05/14 13:20 】 | 暇つぶし | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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