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【2018/05/22 07:36 】 |
~移り行くものと変わらぬ気持ち~ 第7話

最初は弱めのゴロからやるのがノックの鉄則です。
打球に慣れてないうちから、早い球を打たれると、上級者であっても怪我をしてしまう可能性があるからです。

大体ノックというのはサードからファースト側へ一つずつずれながらやっていきます。
ゆえにこの3人の中では俺のところに来るのが1番早かったのです。

「おう!次!」
「はい!」
守備につく俺にノックの球が飛んできます。

ポロ

簡単なゴロを落としました。
「なにやってんだ!」
「すいません!」

しかし、これが作戦なのです。
俺とゆうやはあえて下手なふりをすることにしたのでした。

だってね。あまり上手いって思われたら試合にでなきゃいけないでしょ?
休日とかに試合があった日にゃそれこそ最悪です。
だから最初から試合に呼ばれないようにしようという作戦を立てたのでした。
作戦どおりゆうやも簡単なフライをわざと落とします。

しかし、ノックが続くにつれて、段々いい速さの打球がくるようになります。
簡単なゴロやフライであれば、俺やゆうやもあえて失敗できるものの、普通にちょっといい打球とかが来てしまうと体が反応してしまうのです。

カキーン(結構いい打球)
ザザッ
パシ
シュッ

「ん?」
一番最初に気がつき始めたのはノックをしているキャプテン。

カキーン(簡単なゴロ)
ザザザッ
ポロ
シュッ
「んー??」

カキーン(すごくいい打球)
ザザザーッ
パシ
シュッ
「おまえらー!!!!!」

あ。ばれた。

「おまえとおまえ。なんで下手なふりする?」
「あ・・。いやぁ・・俺ら上手くないっすよ・・?」

「ふざけんな!!」
「すいません・・・」

「ったく。まぁなんとなく気持ちはわかるけどな。」
え?

「んー。俺がそうだったからな」
確かにキャプテンはこの野球のなかではずば抜けて野球センスがいい人でした。
だからこそ俺とゆうやの気持ちをわかってくれたようです。

前に書いたように、後にここまでよくしてくれた先輩を俺は裏切る結果になってしまうのですが。

 

「俺ん家、すぐそこだからよってくか?」
練習が終わった時には、今日初めて会ったという気がしていないくらい仲良くなっていたのです。

「いっていいのか?」
「ああ。地元トークしよう。」

 


→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

このときの二人の出会いは今現在でも、ゆうやと会ったときなど、酒の肴ではないですが、二人の間で話にでてきます。
それだけ当人同士にとっても、変な話し運命的な出会いだったと感じいてます。

なかなか男同士、友達同士ってこともあり、いえない部分もあるので、この場を借りて。

俺はゆうやと会えて本当によかった。
お前がいてくれたことだけで、俺が大学にはいったことに意味があると思う。
今年2人目生まれるんだってな。おめでとう。
これから俺もお前もいろいろあると思うけど、俺は一生あのときの出会いを忘れない。
「下手なふりしようぜ!」
そういってすげぇいい笑顔で俺にいたずらを持ちかけてきたときから、俺とお前の友情は確実なものになったと勝手に思ってる。
お前は俺の一番の親友だ。
これからもよろしくな。

※私情挟みまして、すいません。


 

→~移り行くものと変わらぬ気持ち~ 第8話へ 

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