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※当時の話の再現です ここは昭和53年の4月。 ジリリリリリ! 「はい。株式会社○○です~」 「なんだ。お袋か。どうした?」 「え?」 「本当か!?」 「わ、わかった!すぐいく!!!」
「あ?」
「あ?生まれた?」 「なんだって?!」 「よかった。とかった」 明日母親が退院するというのに、飲めや歌えやの大宴会です。
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「がんばったなぁ。」 「まぁ。女の子でもいいじゃないか。次があるんだしな。」 「あ。それとこれな。」 「なんで戸籍謄本?」 "長女 加菜" 「名前付けてきたから」
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「お。そうだ。名前つけるかぁ~♪」 「娘の名前きめにきたんだけど~?」 「いや~。それほどでも~。」 「んで。何書けばいいんだ?」
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「そんなことは関係ない!!!」 「私の初めての子供なのよ?」 「なんで勝手に決めるわけ?」 「謝ってすむなら警察いらな~~い!」 「次は私が決めるから!」
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「本当になに考えてるんだか!」 俺・・怒られるこしてないんですけど・・・ PR |
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もうちょっとじらしてからUPしようかな?とか考えていたのですが。 俺の気持ちを静かに聞いている妻。 まだこんななのに・・・。 自分で出した結論であることなのに、心をゆさぶられる俺がいました。
~第4章 移り行くものと変わらぬ気持ち~
子供が生まれた後にすることといえば、"名前をつける"ですね。
←←←← 「名前何がいい?」 「それでもなんか希望とかないの・・・?」 学校に入って、先生に 「う~~~ん・・・。」 「今考えてるんだよ!」 「えー。なんかそれ嫌だ。」 「△△なんかは?」 「じゃあ好きなやつにしろよ。」 勝手にやってくれと心底思いましたが、自分の子供の名前なのでそうもいかず。 「それじゃ何個か決めて、お寺で見てもらおうよ。」 「自分達で考えりゃいいじゃん。」
→→→→
「う~~~~ん・・・」 「だって・・一生のことでしょ・・?」 「だって・・・。あなたがあんなこと言うから決めれなくなっちゃったんじゃん!」
←←←
「そういえばさ。俺の姉ちゃんの名前って親父が決めたんだよな。」 「でもさ。姉ちゃんはその名前、すっげぇ嫌ってる。」 |
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メイポもやれないことなので小説のあとがきでも書こうかと思ったんですけど あとがきってなにかけばいいの?
書いててこう思ったとか書きゃいいのでしょうか? それらしきものを書いては見たのですが、この後の第4章のことまで 話しそうになってしまったので、あとがきなしにします。
いつでもUPできる状態ではあるのですけどね。 いかんせん会社PCに保管しているため、休日UPができないという。
ぁー。それも考えました。 そのほうが断然楽なんですよね。 んでも、これでもブログにはっつける前に1回目を通して 言葉使いのおかしいとことか修正してるんです。 それに、家でまでブログの更新したくないってゆう(' そこからして間違ってるわけですけどね・3・
本当にへたくそな文章作りだなと、改めて思わされますね。 もうちょっと話しにめりはりがあると、読み応えがありそうな気もするのですけどね。 ってこれが、あとがきか('
今更気が付いたとこで、 気分転換にケータイ用のテンプレでも変更してみました。 興味あるかたはどーぞ。 ケータイにあわせて、PC側も似たようなテンプレにするか検討中です。 (べ、別にりよんの影響じゃないからね!! |
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またまたこのご報告。
給料入るまで復活できませぬ。 給料日は25日。 あと9日~・・・。 |
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妻が分娩室に入ってからどれだけの時間が流れたのでしょう。 ただ、妻と子供の身を案じて。 「煙草でも吸いにいくか?」
「俺にとっては、まだまだ子供なんだけどなぁ。」 「おまえもな。心配してもしょうがない。男ならビッとしてろ。」 「女はすごいから。なんてったって自分で親になれるんだからな。」 「相手が誰であったとしても、女は自分で子供生むだろ?」 「うん。自分の腹からでてくるんだからな。」 「でも、男はそうもいかないよな?自分で生めないからな。」 「だから男は子供に親にしてもらうんだ。」 「自分から親になれるだけ強いんだよ。女はな。」 お義父さんがなにを言いたかったのか、本心の8割以上理解できない状況ではありましたが、それでもその言葉は心に染みました。 喫煙室から戻ってきた俺は、さっきと変わらず分娩室の入り口に立ちました。 「まだまだ時間かかるよ・・?」 「・・・わかっています。」 しかし、 「あいつが中でがんばってるんです。だから・・俺も外で立って待ちます。」 「なんの力にもなれてないですけど、それでも立って待ちます。」 こんなことしてても意味がないことだと、何の役にも立たないことだと、自分でも分かってはいながら。 また、どれくらいの時間が流れたのでしょう。 分娩室の中からかすかに聞こえてくる、先生と助産婦さんと妻のうめき声に似た声。 "がんばれ!"
オギャ~!! あ・・・ それは今まで聴いたことのない声でした。 「生まれた・・・・。」 しかし、次第にお義父さんたちの声が聞こえなくなりました。 オギャ~!オギャ~!! オギャ~!オギャ~!! オギャ~!オギャ~!! 涙が頬を伝います。 ・・・二人ともがんばったね。 よく生まれてきたね・・・。 生まれてきてくれてありがとう・・・。 忙しくなるなぁ・・ お前のために、お父さんがんばるからな・・・ これからよろしくな・・・。
俺も親父にしてもらうことができたのです。
~誕生~ 終わり ありがとうございました。
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