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【2025/07/13 06:19 】 |
神殿MAPまとめ
こんにちわ。


公式でこんなんやってるみたいなので、

興味のある方はどーぞ。

ちなみに、一応応募してみた('

公式:テスター公募告知



ほんでは掲題の件いきますか。
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【2009/04/04 08:58 】 | メイプルストーリー | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ひさびさメイポ!

こんちわ。


久々すぎてメイポのことをどこまで書いていたのか

まったくもって覚えておりません。

とりあえず以前に記載していた【DEX強化】の結果でもご報告。

【2009/04/03 14:14 】 | メイプルストーリー | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
~誕生~ その12話

そんなこんなで秋の町民運動会は終了を向かえ、この後の慰労会のために一旦家に戻ることになりました。

以外に白熱したおかげで汗でぐだぐだ。
気持ち悪くなりそうだったので、汗を流すことに。

シャー

なんでこうスポーツのあとのシャワーって気持ちがいいんでしょう。
体を洗い終わって、もう少しで出ようかなと思っていたときです。

トゥルルルル

家の電話が鳴っているのが聞こえました。
「はい。もしもし?」
お義母さんが電話にでたのがわかりました。

誰からだろう。まぁ俺には関係ないか。

シャワーを浴び続ける俺。

「ひでみちゃんから電話よー。」
なに?俺に??
慌てて、お風呂場を後にして、電話にでると

「今日の慰労会は、T町の焼肉屋でやるから。」
「T町の?」
「そうそう。賭けのこともあるからさ。」

すっかり忘れてました。
俺らが優勝しなかった=賭けに負けた=焼肉代払う でしたね・・・;

「あー・・そうだったね。」
「んでね。あとで迎えにいくから待っててねー。」

ガチャ。ツーツーツー。

こっちの意見は無しですね・・。
あとでとはいつなのでしょう・・?
わからないので、即効準備をするはめに。

「どっかいくの?」
妻が聞きます。

「あぁ。運動会の慰労会だって。」
妻はもう妊娠5ヶ月目ということもあってお腹が目立つくらいになっていました。

「無理に町の行事参加しなくてもいいんだよ?」
「大丈夫だよ。」
今考えれば、俺のことを思って言ってくれていたこと。
そのときもわからなかったわけではなかったのですが、やはり外に出かけられることがうれしかった俺の耳には本音までは聞き取ることができませんでした。
そしてそれがのちに妻の不可解な行動に発展するとは。

俺が風呂を出てから1時間程度経ったのでしょうか。

「おまたせ~♪」
ひでみちゃんが家に迎えに来てくれました。

「んじゃ、いってくるね。」
「うん・・。」
このとき、焼肉屋での飲み会が楽しみだったせいで、妻が俺に出していた危険信号をも察知することすらできませんでした。
本当にあの時の俺は、単なるばかだったと、今でも思い返されます。
そんなことも気が付かないままひでみちゃんの車に向かう俺。
「あ。うしろにのってねぇ♪」
言われるがままに後部座席に乗り込みます。

車は発進し、T町の焼肉屋に向かいます。

「今日はお疲れ様♪」
助手席のひでみちゃんが声を掛けてきました。

「お疲れ様です~」
あれ?ひでみちゃんが助手席に?
誰が運転するんでしょう・・・?

と、後部座席から前を覗き込むと。
みぃみちゃん!?

「あれ?免許持ってたの?」
「うん♪」
やっぱこの子かわいいです。
笑顔なんて最高です。

「んんー?なんか二人仲良くなってない?」
鋭いひでみちゃん。

「な、な、なにいってんの!?」
「そ、そ、そうだよ!お母さん!!」
どもりまくりの二人。

「んんん~~~?」
そりゃ怪しみますよね。

「ま、いっか~♪」
ふぅ。なんとかかわせた・・・か?

「なんかしてたら、してたで~」
ふむふむ?

「ちゃんと嫁にもらってくれればいいや~♪」
・・・ん?

「ひでみちゃん?!」
「おかあさん?!」
「冗談よ~♪」
どこまで冗談で、どこまで本気なのか・・・。
さすがは魔性の女です。

「ま、私をもらってくれてもいいけどね~♪」
はい?
 


→~誕生~その13話へ

【2009/04/03 11:45 】 | 暇つぶし | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
~誕生~ その11話

この手の話はどこまで聞いてもいいものなのか、それとも聞かないほうがいいことなのか、線引きが難しいものです。
そう思案している最中に、彼女が口を開きました。

「私ね。お父さん離婚してて。」
努めて明るく話しをしてくれているみぃみちゃん。

「私が4歳のときなんだけど。」
「うん。」
幾分か肌寒い風が吹いてきています。

季節も秋。
ちょっとしたことでも心に響く、そんな季節です。

「お父さんとお母さん仲悪かったんだぁ。」
ただの見間違いか、それともごみがはいったのか。

「いつも喧嘩ばかりしてた記憶だけあって・・。」
「そっか。」
肩にかけていた、まだ使っていないタオルを手渡します。

「毎日お酒飲んで、それでお母さんのことぶったり。」
今ではDVとかで警察を介入させることができますが、昔はそのようなことがかなり当たり前だった時代もありました。
そして今ほど家庭の事情を警察沙汰にしなかったことも事実です。

「私は娘ってこともあったんだろうけど、そんなにぶたれたりしなくて。」
「うん。」
「4つ下の弟がいたのね。」
彼女には中学2年の弟がいました。
あれ?それだと5歳違いだけど・・・。

「ある日ね、お父さんがお母さんに手あげたんだけど。」
「うん・・・。」

「叩かれたときに倒れちゃって、その拍子に階段から弟、おちちゃって・・・」
「・・・・・・」

「急いでお母さんが病院連れて行ったんだけど、脳内出血してて・・・」

「そのときお母さん。お腹の中に新しい赤ちゃんいてね。」
なんてことだ・・・。

「私も、この子も、新しい命さえも殺されるかもしれないって思って逃げたんだって。」
なぜひでみちゃんがあんなに強いお母さんなのかわかりました。

「それでもね。それでも私にはたった一人のお父さんだった。」

「いくら喧嘩してても、お母さんと仲悪くても、それでも私のお父さんだった。」
「うん。」
うなずく事しかできずに。

涙をぬぐったみぃみちゃんは
「お父さんね。私の前でわっか作ってくれたんだよ?」
「わっか・・・?」

「そう。煙草の煙で。」
「そうなんだ。」

「わっかできる・・?」
「ん・・やってみるよ。」
昔練習したことがあり、普通にできることだったのですが、なぜだかそのときは曖昧な返事をしました。

今までにしたことがないくらい優しく息を吸い込み。
また同じように優しく吐き出しました。


自分でも驚くくらいきれいな”わっか”ができあがりました。

「すごい・・・きれい・・・」
「本当だ・・」
一瞬やんだ風の中、煙草の煙の”わっか”は気持ちよさそうに漂っています。

「はじめてあった時ね。」
「うん。」

「お父さんと同じ匂いがしたの。」
それは吸っていた煙草が一緒だという意味だけではないようでした。

「好きになった人もお父さんと同じ匂いしてたの・・・。」
「そっか。」

「でもね。でもね・・・。」

「その人結婚してるんだ・・・」
え・・・?

「でもね。結婚してなかったら出会ってなかったんだよ?」
「・・・・うん。」
叶わぬ恋から自らを納得させているように。

「だけど・・・・だけど・・・」
思いが先立ってはっきりとは聞き取れません。


「なんで私を先にみつけてくれなかったの?」

「なんで他の人なの?」

「なんで私をおいていくの?」

「なんで迎えにきてくれなかったの・・・・・」


それは自分に向けられた言葉のようで、それでも実は違った意味を持っているようでもあり。

ただ彼女の言葉にならない、感情そのものを自分が呼び覚ましてしまったこと、今の自分にできることはなんなのだろうと。

運動会の汗が引いてきて、ちょっとだけ震えた俺に、そっと自分が掛けていたブランケットに入れてくれ、

「ずっとこうしていられたらいいのに・・・。」

風にかき消されそうなほど微かな声で。

それは、今までのどんな言葉よりも俺の中に染み込んでいってでも、実際にはそれができないことへの償いなのか、それとも単なる、男としての欲望であったのか、静かに彼女を腕の中に導きいれたのでした。



→~誕生~その12話へ
 

【2009/04/02 10:51 】 | 暇つぶし | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
~誕生~ その⑩

落胆の色を隠せないひでみちゃんと俺。

そこにヒデミンジャー。
「おいおい。どうしたぁ?」
「そうだよ。ひでみちゃん。」
「ひでみちゃんが元気ないと、つまんないよ」
俺はどうでもいいのね。

「あのさ・・・」
「ちゅーなんだけどさ・・・」
「うん。俺らがんばったじゃん・・?」
確かにがんばってはいました。

「それで俺らで相談してみたんだけどさ・・・」
俺らで相談?勝ったらのご褒美なんだから負けた時点でなしでしょうに。

「3人にっていわないからさ・・」
「この中の1人だけってくらいはさ・・」
本当に男ってばかですね。

「もう誰がされるかは決めてあるからさ・・」
へー。きまってるんだー。

「だめかな?」

ぶちっ
なんでしょうね?今の音。
何かが切れるような・・?

「うるせ~~~~!!!!!!!」
大怪獣ヒデミン誕生です。
そこらにあったリレー用のバスケットボールを手当たり次第に投げつけてます。

「うらぁぁぁぁあああああ!!!」
これキングギドラより強い。
歴代のどのヒーローが戦っても勝てないんじゃないでしょうか?

しかし、ここには我らがヒーロー、親父戦隊がいます。

”たすけてー。ヒデミンジャーーーー”

親父戦隊ヒデミンジャーVS大怪獣ヒデミン。

合体ロボを登場させる間もなく、あっという間に大怪獣の勝利でした。
ひでみちゃんの『ちゅー』どころか、ボールに顔面ちゅーされまくったヒデミンジャー。
ここまでされるとさすがにかわいそうとも思えますが、大怪獣はそんなことはお構いなし。

「いっぱい練習したのにさぁ!!」
『ごめん』
「あんなにがんばったのにぃ!!!」
『・・・ごめん』
大怪獣の雄たけびに親父戦隊はタジタジです。

「なんで?どうして??」
「ひでみちゃん・・・」
「そこまで勝ちたかったんだ・・・」
「本当にごめんな・・・」
そこまでの気持ちだったのかと、ヒデミンジャーがへこみかけたところ。

「焼肉~~・・・!!」
『あ?』
はい。ばれました。

実はというと、俺とひでみちゃんはママさんバレーを通じて知り合いになった部落の人たちと賭け事をしていました。
お金をかけるわけではなくて、この運動会が終わったあとで開かれる慰労会での
”食べられる焼肉の量”をです。
(お金じゃないから違法じゃないです。

いくらひでみちゃんと俺がいるといっても、他がヒデミンジャー。
その賭けに参加した誰もが決勝まで進むとすら思っていなかったのです。
ゆえに馬鹿な親父連中を本気にさせるための「ご褒美は『ちゅ~』」作戦なのでした。
まさかあそこまで気合がはいるとは思っていなかったのですが。
言った当人のひでみちゃんには悪びれる様子もなく。

「だって焼肉たべたいじゃん!!」
そうですね。
だからといって男心を弄ぶとは・・・。
魔性の女とはこの人のためにある言葉ではないかと思いました。

ん?まてよ・・・
この親ってことは、みぃみちゃんも・・・?

「あの子も魔性だからねぇ」
心までも読めるのですか・・・?
さすが魔性の女。

「だまらっしゃい!」
はい・・・。すいません。

「よろしい」
本当に会話がなりたっております。

 


→→→

「おしかったですねぇ・・?」
喫煙所で煙草を吸ってるところにみぃみちゃんです。

「うん・・」
煙草を消そうとする俺。

「あ。消さなくていいですよ。私煙草の匂い好きなんで。」
煙草のにおいが好きって女の子は初めてでした。

「そうなの?」
「はい。」
少しの沈黙のあとに。

「なんかお父さんの匂いみたいで好きなんです。」
みぃみちゃんはお父さんが好きなんだなぁくらいにしか思いませんでした。

「私、お父さんいないんで・・・」
え・・・


→~誕生~その11話へ


※もうメイポブログって肩書きやめるか・・・
 本当にケータイ小説みたいになってきたorz

【2009/03/31 12:52 】 | 暇つぶし | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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