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こんちわ。
まったくもって覚えておりません。 とりあえず以前に記載していた【DEX強化】の結果でもご報告。 |
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そんなこんなで秋の町民運動会は終了を向かえ、この後の慰労会のために一旦家に戻ることになりました。 以外に白熱したおかげで汗でぐだぐだ。 シャー なんでこうスポーツのあとのシャワーって気持ちがいいんでしょう。 トゥルルルル 家の電話が鳴っているのが聞こえました。 誰からだろう。まぁ俺には関係ないか。 シャワーを浴び続ける俺。 「ひでみちゃんから電話よー。」 「今日の慰労会は、T町の焼肉屋でやるから。」 すっかり忘れてました。 「あー・・そうだったね。」 ガチャ。ツーツーツー。 こっちの意見は無しですね・・。 「どっかいくの?」 「あぁ。運動会の慰労会だって。」 「無理に町の行事参加しなくてもいいんだよ?」 俺が風呂を出てから1時間程度経ったのでしょうか。 「おまたせ~♪」 「んじゃ、いってくるね。」 車は発進し、T町の焼肉屋に向かいます。 「今日はお疲れ様♪」 「お疲れ様です~」 と、後部座席から前を覗き込むと。 「あれ?免許持ってたの?」 「んんー?なんか二人仲良くなってない?」 「な、な、なにいってんの!?」 「んんん~~~?」 「ま、いっか~♪」 「なんかしてたら、してたで~」 「ちゃんと嫁にもらってくれればいいや~♪」 「ひでみちゃん?!」 「ま、私をもらってくれてもいいけどね~♪」 |
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この手の話はどこまで聞いてもいいものなのか、それとも聞かないほうがいいことなのか、線引きが難しいものです。 「私ね。お父さん離婚してて。」 「私が4歳のときなんだけど。」 季節も秋。 「お父さんとお母さん仲悪かったんだぁ。」 「いつも喧嘩ばかりしてた記憶だけあって・・。」 「毎日お酒飲んで、それでお母さんのことぶったり。」 「私は娘ってこともあったんだろうけど、そんなにぶたれたりしなくて。」 「ある日ね、お父さんがお母さんに手あげたんだけど。」 「叩かれたときに倒れちゃって、その拍子に階段から弟、おちちゃって・・・」 「急いでお母さんが病院連れて行ったんだけど、脳内出血してて・・・」 「そのときお母さん。お腹の中に新しい赤ちゃんいてね。」 「私も、この子も、新しい命さえも殺されるかもしれないって思って逃げたんだって。」 「それでもね。それでも私にはたった一人のお父さんだった。」 「いくら喧嘩してても、お母さんと仲悪くても、それでも私のお父さんだった。」 涙をぬぐったみぃみちゃんは 「そう。煙草の煙で。」 「わっかできる・・?」 今までにしたことがないくらい優しく息を吸い込み。
「すごい・・・きれい・・・」 「はじめてあった時ね。」 「お父さんと同じ匂いがしたの。」 「好きになった人もお父さんと同じ匂いしてたの・・・。」 「でもね。でもね・・・。」 「その人結婚してるんだ・・・」 「でもね。結婚してなかったら出会ってなかったんだよ?」 「だけど・・・・だけど・・・」
「なんで他の人なの?」 「なんで私をおいていくの?」 「なんで迎えにきてくれなかったの・・・・・」
ただ彼女の言葉にならない、感情そのものを自分が呼び覚ましてしまったこと、今の自分にできることはなんなのだろうと。 運動会の汗が引いてきて、ちょっとだけ震えた俺に、そっと自分が掛けていたブランケットに入れてくれ、 「ずっとこうしていられたらいいのに・・・。」 風にかき消されそうなほど微かな声で。 それは、今までのどんな言葉よりも俺の中に染み込んでいってでも、実際にはそれができないことへの償いなのか、それとも単なる、男としての欲望であったのか、静かに彼女を腕の中に導きいれたのでした。 |
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落胆の色を隠せないひでみちゃんと俺。 そこにヒデミンジャー。 「あのさ・・・」 「それで俺らで相談してみたんだけどさ・・・」 「3人にっていわないからさ・・」 「もう誰がされるかは決めてあるからさ・・」 「だめかな?」 ぶちっ 「うるせ~~~~!!!!!!!」 「うらぁぁぁぁあああああ!!!」 しかし、ここには我らがヒーロー、親父戦隊がいます。 ”たすけてー。ヒデミンジャーーーー” 親父戦隊ヒデミンジャーVS大怪獣ヒデミン。 合体ロボを登場させる間もなく、あっという間に大怪獣の勝利でした。 「いっぱい練習したのにさぁ!!」 「なんで?どうして??」 「焼肉~~・・・!!」 実はというと、俺とひでみちゃんはママさんバレーを通じて知り合いになった部落の人たちと賭け事をしていました。 いくらひでみちゃんと俺がいるといっても、他がヒデミンジャー。 「だって焼肉たべたいじゃん!!」 ん?まてよ・・・ 「あの子も魔性だからねぇ」 「だまらっしゃい!」 「よろしい」
「おしかったですねぇ・・?」 「うん・・」 「あ。消さなくていいですよ。私煙草の匂い好きなんで。」 「そうなの?」 「なんかお父さんの匂いみたいで好きなんです。」 「私、お父さんいないんで・・・」 |
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