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燃えに燃えているおっさん3人衆です。 「君!絶対優勝するよっ!!」 しかし、男ってのはいつの時代も変わらないですね。 予選も第1組、2組を終わりまして、俺らが出場する第3組がはじまる時間です。 「みんな!がんばろうねっ♪」 「・・・・おぉ」 ありますよ・・あんたらがすごいだけじゃん・・・。 そんな気合満々のOS3がいますから、予選なんてものは圧勝も圧勝。 第1走者:ひでみちゃんが抜群のスタートをきめてくれます。 第2走者;OS3レッド(赤いTシャツなので)も、猪のようなダッシュ力。 第3走者:OS3ホワイト(白いTシャツなので)は速度は並。 第4走者:OS3ブルー(説明なし)においては、正直人数あわせ的はところが多かったのですが。 アンカーの俺は歩いてでも平気なんじゃないかってくらいに他から離れまくっていて。 『ちんたら走んなぁぁぁあああああ!!!』 こんなもんときはこけないように、失格にならないように走ったほうが懸命です。 無事準決勝に進むことができました。 『おっしゃぁぁぁあああああ!!』 喜び方も半端ないわけで。 こいつらの子供じゃなくて本当によかった。 予選は4組の中から上位2チームが準決勝に進みます。 いつものようにスタートダッシュを決めるひでみちゃん。 そんなこんなで、これまた圧勝。 「おっしゃぁぁぁぁああ!」 『ちゅ~~~~~~♪』 前言撤回。 PR |
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天国のような、地獄のような運動会練習を経て、やってきました町民運動会。 ママさんバレーの甲斐もあって、そこそこ俺の顔もわかってきてもらえています。 練習をしていたからといって、そこまで優勝にこだわっているわけでもなく。 それでもやはり夜に練習したという結束なのでしょうか。 綱引きの声がけ、玉入れの声がけ、リレーのバトンパス。 実力が伴っていないため、結果にはつながりませんが。 部落対抗リレーも予選で敗退し、残されていたのは俺も出場する「ドリブルリレー」。 やはり地方の運動会だからなのか、結構ローカルルールが。 1.ボールを持ったまま3歩以上歩いてはいけない。 2.ボールを渡せるのは次ランナーの立ち位置の前後1m 3.ボールは2バウンドする前に手に触れなくてはならない。 4.ボールを場外に出してはいけない。 5 .アンカーはグラウンド1周半走る。 6.上記を守れなかった場合、失格となる。 こんな感じでルールが設けられていました。 「よーーい。」 予選の第1組がスタートした模様です。 ピピーーーーー!!! ピピーーーーー!!! ピピーーーーー!!! 勝っても盛り上がらない状態です。 後はアンカーが1周半走りきれば第1組はおわりです。 ピピーーーーー!!! え~~~~~っと。 しかし、さすがは町民運動会。町長が登場してきまして 「え~~~。検査の結果~」 「只今のレースが無効とします!」 「つきましては~」 「3歩以上と、2バウンドだけをルールとします!」 気を取り直して第1組のスタートです。 「よーーーい」 さっきよりもルールが減ったおかげで失格するチームはありませんでしたが、 普通のグラウンドでバスケットボールをついてるわけですから すると、自分の出場するひでみちゃん。 男が相手でもかまわず自分の意見です。 「だってAのとこの○○さんって元バスケ部だよ~?」 「優勝したくないのっ!?」 あ~~~~。イライラする。 「そうだよねー。みんな仕事とかあるもんね~」 うそだ。この人があきらめるなんて・・・ 「んでもねー」 「優勝します!!!!!!!!」 おい。おっさんども。 |
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そんなこんなで始まった運動会練習も、めんどくささから楽しさへと一転し。 「今日は○○で~」 などと、みぃみちゃんの話を聞いてるだけのデート。 参加する種目の練習が始まれば、そっちに参加しなくてはいけなくて、 練習の為にグラウンド中央にはしっていったところ。 「うちの娘かわいいでしょ~♪」 ん? 「うちの子も見る目あるわね~」 んん? 「君ならいくら家に遊びに来ても、いつでも歓迎するのにっ♪」 俺の気持ちを知ってか知らでか 猛獣の中に取り残された人ってこんな感じなんだろうな。 でも、よくよく考えれば親の承諾を得たということ。 その後の練習の風当たりの強いこと、強いこと。 「いや~。やっぱ若いっていいね~」 こういわれるとまんざらでもないです。 「じゃ。次の種目ね~♪」 それには俺は参加しませんでした。 声でかいからそこまで聞こえるんだ・・・ 気分のいい俺は、躊躇なく手を振り替えします。 そのとたん う・・・背中から・・・・・ もう振り返ることはできません。 気分は下々。 ってゆうかさー
俺も結婚してるんだった
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GWが過ぎ、それこそあっという間に夏休みになりました。 パチンコ屋、コンビニ、日払いなどなど。 反対していた俺の両親も、こっちに来て 今まで俺が借りていたアパートも引き払い、 いわゆる「マスオさん状態」です。 そんな中でも自分なりに彼女の家族とうまくやれていたほうではないでしょうか。 地域で行っている、6人制のママさんバレーに参加したり、 単身でてきた俺に、本当の意味での家族ができて しかし、同時に大学の連中からは離れるとこに。 飲み会、部活、旅行と、仲間が行っているなかで俺だけ常に不参加。
バイト三昧のおかげで夏休みも
そして季節は秋。 秋といえば、 んで、忘れてはいけない「運動の秋」。 大体これくらいの時期にどこでも「町民運動会」なるものが開かれるのではないでしょうか。 この地域では部落ごとに選手を選抜して、7種目を競い合います。 地元でも町民運動会に参加したことはありましたが、 しかし、今回は違います。 本気っつっても、練習ではりきっているおばちゃまは その中でも一際でかい態度?まとめ役?であるのが「ひでみちゃん」。 ひでみちゃんとはママさんバレーでも一緒で、 なにがすごいって、その美貌です。 熟女が好きっていってる人ってこんな感情なんだろうな~ このおばちゃんなら・・・と本気で考えたことも事実。 そのひでみちゃんが先頭を切ってまとめているせいなのか もしかして、隣の親父もひでみちゃん狙いか?
そんなある月曜日の夜。 「あんな若い子いたっけな・・」 そんなおり、 「は~~~い」 「この子うちの娘ね。」 母親と似ていて、日本人離れした顔立ちであり、
今日はひでみちゃんの付き添いって形で、無理やりつれてこられたらしく、 練習に参加しているといっても、言われるがままに参加しているだけの俺は 「つまんないっしょ」 「お母さんがいってたバレーの人ですかぁ?」 「イケメンだっていっていたので~♪」 「ここいても暇でしょ?」 「部活なにやってんの?」 と、グラウンドを見渡すと小学生用ではありましたが みぃみの身長は160代後半。 しかし女の子には負けられない。。 あと1本で俺が勝ちって状況になったとき、 「あなたを見にきたんですぅ♪」 「あんまりにもお母さんがうるさくって、どんな人なのかなーって思って」 「でも想像以上でした♪」
そういってシュートを放った彼女。 |
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5/8は母の日です。 5月8日 「どうした?」 「いや・・あのさ・・・・」 「今日母の日だからさ~・・」 「おお。ありがとう」 「なんだ?」 沈黙。 意を決して 「あのさ。子供できた」 「彼女に子供できた。んで、今彼女の家に来てるんだけどさ。」 再び訪れる沈黙。 「今までで最低な母の日だな・・・・」 まったくそのとおりです。 ふと昔のことを思い出しました。
一度も母は使ったことがなかったけれど 中・高学年になったくらいから 「ババロア」と「カーネーション」です。 ババロアは母自身が好きだったということもあり、 その母の作るババロアが好きだった俺は 母にばれないように材料を買い、 いくら混ぜるだけの材料を買ってきたからといっても それでも早くしあげなければ母が帰ってきてしまいます。 ん?冷蔵庫入れたらばれるじゃん しばらくして母が帰宅しました。 「おかえり」 「ただいま。なんかしたでしょ?」 「な、なんもしてないよ」 「ふ~~~~ん・・・」 なぜか俺の隠し事・嘘をついているときは母にばれました。 夕ご飯がおわり、そろそろババロアが固まった頃合。 「お母さん。母の日のプレゼント」 お酒が苦手なのにワインだけは好きという さすが俺よりも4つ上の姉。金額が違います。 「お前は?」 「やめなさい!」 「これ渡すんだろぉ?」 「あ・・・」 何も言わずに台所に向かう母。 皿にわけられたババロア。 「お。なかなかじゃん。」 それでも母は「おいしい」をずっといっていました。 失敗も失敗で、祖母がもってきたことを恨めしくさえ思っていたとき、 「殻はいってた人いた?」 さっきまで喧嘩していた姉も
自分のために子供がしてくれたこと。 そのとき同時に知らされたのは「肩叩き券」の行方です。 幼稚園から小学校低学年にかけて俺があげていたそれを 改めて母親の偉大さ、大切さ、愛しさを知りました。 そのはずだったのに、その母を泣かせてしまった。 電話はすでにきれているのに、 「かあちゃん。ごめんな・・・」 ため息のように細く、 涙が一緒に流れてきていることすら気がついていませんでした。
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